スイスのジュネーブ国連セミナーで、世界的なメンタルヘルスのために「脳教育」の必要性を発表!

スイス ジュネーブにて、国連経済社会理事会(ECOSOC)主催の”国民の健康”に関する会議があり、「脳教 育」の重要性が公式の場で伝えられました。

主 題
「国民の健康のためのメンタルヘルスの向上」
主 催
国連経済社会理事会(ECOSOC)
共同主催
国際脳教育協会 韓国脳科学研究所 NGO協議体
講演者

Ilchi Lee

Dr. Maryana Winston

(国際脳教育協会アメリカワイコープセンター)

Mr. Liberato Bautista (NGO CoNGO議長)

Dr. Torkel Klingberg (スウェーデン、カロリンスカ研究所の博士)

参加者
韓国、イタリア、インドを含む7ヶ国の外交官とユニセフ、WHO (世界保健機構)の代表および国連関係者とNGOの方々の他、国民の健康に関わる専門家、優秀な神経科医が参加。

メンタルヘルスと脳が主題に

参加者はこのイベントに大きな興味を示しました。なぜなら、世界の健康に関するカンファランスでは、通常エイズやマラリアのような伝染病についての主題に限定されていたのですが、今回初めて「メンタルヘルスと脳」の重要性を公式の席で提案した行事だったからです。

脳教育の必要性

国際脳教育協会と韓国脳科学研究院は、世界的なメンタルヘルスのために、国連に脳教育が必ず必要だと訴え、この提案書は国連の公式言語である6ヶ国語(英語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・アラビア語)で翻訳されて各国に配布されました。

提案書クリック

講演内容

講演者は、体の健康だけではなくメンタルヘルスの必要性を強調し、脳教育がどのようにメンタルヘルスに関与してきたかを伝え、議論しました。

Ilchi Leeは、ご自身の誕生時のエピソードからはじまり、国連と繋がった契機、メンタルヘルスに対する講義と、新しい価値、新しい文化、新しい世界に対する夢と希望、ニューヨーク市が宣言した「脳教育の日」制定のエピソードが語られ、脳教育の可能性を伝えました。

「脳は、どのように活用するかが重要で、その価値をよく見る必要がある。医学、生理学、解剖学の分野でのみ扱うものではなく、脳の素晴らしい価値を広く知らせることで、一人一人皆が活用して変化しなければならない。成功を中心にした価値を越え、完成に向かわなければならない」と講義しました。