第2回グローバルメンタルヘルスセミナー 名古屋大学(豊田講堂) 開催結果のご報告

2回目となる今回のセミナーは、「職場」と「教育現場」におけるメンタルヘルスについて“ストレスケアから自己価値創造まで” をテーマに海外の先駆的な取り組みや日本企業におけるストレスケアの現状をふまえ、専門家が講演やプレゼンテーションを行いました。教育現場のメンタルヘルスに関しては、韓国のベンジャミン人間性英才学校のキム・ナオク校長を招き、在学生、卒業生と共にメンタルヘルスに着目した新しい教育モデルの成功事例を紹介し、また、職場のメンタルヘルスに関しては、甲南女子大学の瀬藤乃理子准教授が対人援助職のストレスに関する調査や研究のほか、燃え尽き予防プログラムの開発に携わっているストレスケアについて講演しました。

 

■プログラム:

【第1部 招待講演】

「働く人のメンタルヘルス~ストレス対処の考え方と実践のコツ~」
甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 准教授 瀬藤 乃理子氏

「自己価値創造を通した青少年メンタルヘルスケア~ベンジャミン人間性英才学校成功モデル~」
ベンジャミン人間性英才学校 校長 キム・ナオク氏

【第2部 ブレインエクササイズ/事例発表】

「身体心理学的アプローチが主観的幸福感を持続的に改善させる可能性について」
理学療法士、TFTセラピスト(心理療法)中山義博氏

「地域に根ざしたメンタルヘルスケア~脳科学にもとづく健康セミナーの実践報告~」
医療法人香徳会メイトウホスピタル 前副院長 現ホスピタルマザー 水野恵理子氏

「未来を担う子どものためのメンタルヘルスケア~小児心療内科病棟での活動を通して~」
ブレイントレーナー1級、こども脳教育講師 酒井幸代氏

【参加者】

■ 504名

【事例発表の映像】

『身体心理学的アプローチが主観的幸福感を持続的に改善させる可能性について』 中山義博 氏

『地域に根ざしたメンタルヘルスケア~脳科学にもとづく健康セミナーの実践報告~』 水野恵理子 氏