世界的な学術専門誌『ニューロ サイエンスレター』に脳波振動の効果について論文掲載されました。

2010年07月、ソウル大学病院と韓国脳科学研究院が、2年間の共同研究を経て発表した脳波振動効果論文が、神経科学分野での世界的な学術専門誌『ニューロ サイエンスレター』7月号に掲載されました。

原文・・The effects of mind–body training on stress reduction, positive affect, and plasma catecholamines

掲載論文の概要

ニューロサイエンスレターの内容

この研究では、「脳波振動」を行っているグループとそうではないグループのストレス、ポジティブな思考への影響、心地よい気分や健康な心理状態を作り出すドーパミンの分泌などを調べました。

結論、脳波振動はストレスに対する対処能力を高め、肯定的な意識習慣を育てる力になり、精神の健康増進に効果的であることがわかりました。

「脳波振動」研究結果

その1

脳波振動を行ったグループは、しないグループに比べて、ストレスが半分以下と低くなっている。
(一般グループ : 15.8 / 脳波振動グループ : 6.6)

その2

脳波振動を行ったグループは、ポジティブ思考の時や、幸せな心理状態で分泌されるドーパミン数値が高くなっている。
(一般グループ: 16.3 / 脳波振動グループ : 21.7)

その3

脳波振動をしないグループはストレスが増加すると肯定的な情緒反応が減少するのに比べ、脳波振動をしたグループには同様の兆候はみられず、ストレス対処能力が高かった。