中米エルサルバドル公立学校で脳トレーニング導入

中米エルサルバドルで行われている脳教育普及活動の続報をお伝えします!

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6月から公立学校に脳教育が採用され、専門のトレーナーが生徒や教師のみなさんに脳体操や瞑想を指導しています。

エルサルバドルが脳教育を取り入れた背景には、内戦と、その後多発している暴力事件があります。10年以上続いた内戦で家族を失い、心の傷を抱えている人が多く、同国政府は効果的なヒーリング方法を探していました。

そうしたなか、エルサルバドル国連大使が今年1月、国連本部で開かれた「脳教育セミナー」(国際脳教育協会主催)に参加し、世界各地での脳教育の実績や、その背景にある平和的な考えに感銘を受け、公教育への導入を本国の政府に提案することでモデルプロジェクトとしてスタートすることになりました。

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国際脳教育協会はアメリカ支部所属の教師4人をエルサルバドルに派遣し、現在はエルサルバドル首都近郊の公立学校で、学生39人と教師24人に脳体操と瞑想を教えています。同協会によると、「現在は脳の重要性を知ってもらう段階」とのことですが、トレーニングを通じて脳を開発するという取り組みに、国民の関心が広がっています。副大統領が自ら、脳教育の現場を訪問したほどです。

先生や生徒からは「脳も筋肉のように鍛えることができるという発想が新鮮」などと評判は上々。校長先生も「学生たちの学習能力と対人関係が改善され、欠席率が低くなった」と驚いています。

エルサルバドルだけでなく、近隣の国々も、脳教育を教育現場に導入することに関心を示しています。このうち、アフリカのリベリアは、国連代表部を通じて、脳教育の専門家の派遣を同協会に依頼しました。